ユーザーのまわりには問題がいっぱい!

今日は ”情報” の話

前回のエントリー:Web 上での "体験" を構成するもの - カタコト日記 につづいて。

Web 上でのユーザーの行動をもっとよく理解するために、

何回かに分けて、ユーザーが求めている "情報" について考えてみるね。


"情報" にまつわるユーザーの行動を大まかにグルーピングすると

  • 検索する ← 本日のテーマ
  • 収集する
  • 整理する
  • 利用する
  • 発信する

ってな感じでしょうか。


ま、異論はあっても少々目をつぶってください…。今はモデルの厳密性とか

そういう難しいことよりも "考えること" に重点を置きたいので!


今日はそのうちの "検索する" がテーマなのです。

どんな情報を求めてるのかによって、ユーザーの行動も大きく変わってきますよ。

1.「問題を解決したい!」(回答系の情報)

検索と言えばこれ?いわゆるキーワード検索ですね。

サイトをユーザーの問題解決のツールと位置づけたいときなんかには、

この問題解決型の探索行動を引き合いに出して説明することが多いです。(説明しやすい)


このカテゴリーで重要になってくるのは、A.回答の種類と B.スタート地点です。

A. 回答の種類〜解決したい問題いろいろ

A-1. 一意に定まるようなもの

  • アメリカの首都はどこだろう?」みたいな、誰が探しても同じになるもの。
  • 大抵の場合、正しいキーワードにしやすい。
  • 情報が見つかった時点で終わりで、ゴールがとっても明確。

A-2. 相対的に定まるようなもの

  • レンタルサーバどこにしよう?」みたいな、人や条件によって答えが変わるもの。
  • 実は、2個目以降のキーワードを思いつくのが難しかったりする。
  • いくつかの類似情報を比較して(量)自分にとっての1番を決める(質)必要があり大変。
  • 結局、すべての情報は見切れないので、自分で見切りをつけて終了。

A-3. みんなのアドバイス的なもの

  • 「彼に告白したいんだけど何て言おう…」みたいな、Q&A的なもの。
  • ずばりの回答を既存の情報から求めるのは難しいので、掲示板などに行く。
  • 1つの答えを導き出したい場合や、いろんな人の意見を聞きたい場合でゴールはまちまち。

A-4. 理解を深めるようなもの

  • DNSサーバの動きを知りたい!」みたいな、知識を深めるためのもの。
  • その人自身の知識とか得た情報の使い道によって必要なレベルが変わる。
  • その人の知識レベルの変化に応じて、ほしい情報がどんどん変わっていく。

なんか、まとめてるようでまとまってないの気がするのは

思考力が不足してるからか?(ノД`)


ま、いいや。後でいい考えが浮かんだらまたそのとき書けば。(´∀`*)

ユーザーの B.スタート地点については次回です。


つづく。
ユーザーのもの探しステップ 5段階 - カタコト日記