HTML-lint をローカルの Mac OS X 上で

Another HTML-lint をローカル環境で(Firefox から直接呼び出すなどして)使いたい!

という人のための(細かい設定には極力目をつぶった)手順。忘れそうなのでメモ。

環境は、Mac OS X 10.4.11 (Tiger) 。

必要なパッケージのダウンロード

1. HTML-lint 本体

Another HTML-lint : Download から、EUC/LF の htmllint.zip をダウンロードして、

/Library/WebServer/Documents に展開。

2. Jcode.pm

Jcode.pm のページ から tarball で入手したら展開して、

中の Jcode.pm ってファイルを、1. でできた htmllint フォルダに入れる。

パッケージを若干いぢる

3. htmllint.env をつくる

htmllintフォルダにある htmllintenv を htmllint.env にリネームするだけ。

中をいじりたい方はどうぞ。ログを取ったりできるみたいです。

4. ファイルに正しい権限を

chmod 755 htmllint htmllint.cgi tagslist.cgi で実行権限をつけてあげる。

5. Perl のパスを書き換える

Perl のパスが違うので、下の4つのファイルを修正。(/local を消すだけ)

htmllint:#!/usr/local/bin/perl → #!/usr/bin/perl
htmllint.cgi:#!/usr/local/bin/perl → #!/usr/bin/perl
parsedtd.pl:#!/usr/local/bin/perl → #!/usr/bin/perl
tagslist.cgi:#!/usr/local/bin/perl → #!/usr/bin/perl

Web サーバ(Apache)の設定

Apache を動かすために必要最低限の設定 → /etc/httpd/httpd.conf を修正していきます。

OSインストール後、まったくいじってない状態からです。※バックアップは取ってね!

6. CGI が使えるように

次の2行を修正。(離れてるので検索してください)

  • 内の397行目付近

Options Indexes FollowSymLinks MultiViews

Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI (ExecCGIを追加)

  • 内の880行目付近

#AddHandler cgi-script .cgi

AddHandler cgi-script .cgi .env (コメントはずして .env を追加)

7. 自分自身からしか見えないようにアクセス制限

次の2行をコメントアウトして、3行追加。

  • 内の411行目付近

Order allow,deny
Allow from all

#Order allow,deny(この2行をコメントアウト
#Allow from all
Order deny,allow(この3行を追加)
Deny from all
Allow from 127.0.0.1

準備 OK!

ここまで済んだら、「システム環境設定」→「共有」→「パーソナルWeb共有」をON。

ブラウザで http://127.0.0.1/htmllint/ とかにアクセスすると出てきます。

Firefox のアドオンから一発で

FirefoxWeb Developer Toolbar を入れてる方は、「設定」→「ツール」で

http://127.0.0.1/htmllint/htmllint.cgi?Stat=on&ViewSource=on&Method=URL&URL=

ってな URL を追加すると、クリック一発でローカルの HTML-lint が立ち上がるようになります!

これで、山ごもりしながら開発できますねぇ♪

もっとカスタマイズしたい!や、うまくいかない(ノД`) な方

などが参考になるかも。

HTML-lint の作者にビールをおごりたい方

作者にビールをおごる

だそうです。(´∀`*)