英語学習とダイエットは似てるなんてウソ
前回:英語学習を続けるための5つのコツ - カタコト日記 のつづき。
今日は逆に、英語学習とダイエットの違いを知ることで
もっと英語学習に対する理解を深めようというお話。
そもそも、英語学習とダイエットはなぜ「似てる」って言われるの?
共通点を思いつくまま挙げてみると、
- 自分でやる以外方法がない (かわりに誰かやってくれたらいーのにね)
- モチベーションを維持するのが難しい (ああ、ラクな方への誘惑が…)
- 努力するのをやめても人に迷惑がかからない (自分が凹むくらいだわ)
- 手段が多すぎてどれがベストかわからない (誰か1個に絞ってくれ 涙)
- ダイエット後 = 英語マスター後 = 理想的な自分像 (´∀`*)ウフフ)
- 老若男女を問わず、多くの人たちに共通する願望 (まわりの人全員!)
- 努力しつづけないと効果が消えていく (なんと恐ろしい Σ(゚д゚lll)
などなど。確かに似てる部分も多いよね。
でも、違ってる部分はないのかな?
英語学習とダイエットは同じ方法論じゃうまくいかない!
イキナリ 昨日のエントリー を自分で否定。(ノ∀\*)
と言うのは、少し言い過ぎですが、違いがあるのも確かなようです。
英語学習は、ダイエットに比べて…
1. モチベーションがあいまい(今すぐ必要ってわけじゃないケースが多い)
「業務に必要だから」とか、必要にせまられてやってる人はある意味、恵まれてる。
なんとなくあこがれで(ノ´∀`*)…ではなかなか続かないんだよね、学ぶこと自体に
楽しさを見出さない限り。日々の "見た目" が関係するダイエットとは似て非なるもの。
2. 目標の設定が難しい(客観的に表現しづらい)
TOEIC で900点ほしいだけならある意味 "ラク" なんだけど、資格はさておき、
「日常会話くらいできるようになりたい!」って思いで勉強してる人も多いんじゃないかな。
でも、会話力って「日常会話レベル」→「ビジネスレベル」みたいな都合のよい序列には
なってなくて境界があいまい。ここまで!ってのを客観的に表現しづらいから困ります。
3. 最終的なゴールラインが見えない
ダイエットには理想の体重っていう自分なりのゴールがあります。(やりすぎは禁物!)
一方、上に書いたこととも関連してくるんだけど、英語(語学)の習得には "終わり" がない。
語学って "文化" を学ぶことでもあるから当然だよね。
4. 長期戦を覚悟しないといけない
上に書いたことの結果として。3ヵ月集中ダイエットはあっても、3ヵ月で英語マスターは
かなりウソっぽい。良くも悪くも、急激な変化は起こりにくいものだと思います。
(急激な "リバウンド" が起こらないのは良いことかも!)
5. 達成度を測定しづらい
TOEIC や英検もいいけど、自分の実力を知る一番の方法は、"実践の機会を持つ" こと。
とは言え、多くの人はふつーに生活しててネイティブと友達になれるなんて稀じゃない?
(あっても、相手が日本語ペラペラだったり (;´Д`) 英語を使う機会ってあまりないよね。
英語学習は難しい!的なネガティブな感じになってしまったんだけど…
言いたかったのはそういうことじゃないんです。
これらをふまえて、英語学習を続けるためのコツを再考すると…?
次回につづく。
→英語学習をがんばり"過ぎない"4つのコツ - カタコト日記