信用できる Web 制作会社ランキング?
ちょっと用事があって Web 制作会社をいろいろと調べてたら、
こんなのを見つけたよ。
web-db.info - このウェブサイトは販売用です! - Seo リソースおよび情報
Web サイトのランキングとかってのは各方面でよく見るんだけど、
制作会社のランキングってのはあまり目にしないんじゃないかな。
で、中を見ると、総合1位は 「マルチサイト症候群」で有名な サイエント。
ふぅーん、やるねっ☆ 2位は、あとらす二十一、3位が イー・エージェンシー…。
と、ここまで見て、「ん?でも、これってどういう基準なんだろう?」
と至極当然の疑問がわいてくる。説明があったので読むと、
WEB制作会社のホームページに掲載されている制作実績よりランダムに3サイトを選定し、
当社独自の調査項目に基づき総合順位を決定しています。
ほう。
調査項目は、以下の3つの視点から設定した100の調査項目により採点いたしました。
SEO: SEOにより集客の試みを行っており、なおかつ集客ができているかの評価
W3C: Webの標準化団体「W3C」が推奨する規格に基づいて制作されているかの評価
ユーザービリティ: ユーザーの使いやすさに考慮した基本設計がなされているかの評価
とのこと。んー…。これらが、かろうじて単語の説明にしかなってないのはさておき、
これら3つが基準として選ばれたのには明確な意図がありそう、って気がする。
このランキング自体は、おそらくは企業の Web 担当者 (=制作会社を探している人)向け。
となると、業界の "トレンド" である SEO、Web 標準、ユーザビリティを基準に据えるのは、
注目を集めるって意味で理にかなってると言えるもんね。
(あと、「当社アナリストが実際のウェブサイトを閲覧」っていう 調査方法 からも
できるだけ機械的に評価できる基準じゃないとダメだったんでしょう)
ただ、ちょっとここではそういう思惑を抜きにして、
- 制作会社の "実力" って何なんでしょ?
- そしてその "実力" の差は、どこに一番現れるの?
- 企業の Web 担当者(発注者)の立場で考えたとき、上記の評価基準に一番足りないものは?
ってことを考えちゃいました。
それは、企画力なのかなぁ?
それとも、発想力、技術力、話題性、スピード、コスト、…?
実際問題、ここは回答が分かれるところだろうけど(どれも "答え" になりうるよね)、
ここでは、上記のどれでもない
"企業全体を巻き込んでプロジェクトを押し進めていく力"
ってのを少し考えてみよっかなーと思います。
つづきは次のエントリーで。
→ Web 制作会社の "見えない" 実力って - カタコト日記
→ 制作会社を選ぶためのちょっとしたヒント - カタコト日記